その日の夜遅く、麗子の住むゴージャスなマンションに数名の作業員が訪れた。
「いくぞ」背の低いガッチリとした男が、後ろにいるひょろっとしたのとかなり大柄なマッチョマンに低く号令した。
それは作業員姿に変装した両津、本田、ボルボ達3名だった。
無人のエントランスホールに入ると天井近くに設置されたカメラに両津が愛想を振り撒き媚びた挨拶をし始める。
「夜分にすいませ〜ん、「イマクルサービス」の者ですが、回線修理にお伺いしました。」
そう伝えるとエントランスの奥の扉の向こうにガードマンが現れた。
「ああ、連絡貰ってるよ。ええと何号室だっけ?」
スピーカー越しに声が聞こえた。
解りやすい尋問だった。
「○○△△室の秋本さんです。」
「ハイハイ、伺ってますよ。」
ガードマンが振り向き後ろのカメラに向かって合図を送ると厚さ数センチもある防弾処理済みであろうガラス扉が開いた。
前もってとある部屋から訪問の予定が伝えられていた為、両津たち3人はすんなりとマンション内に入る事ができた。
エレベータに乗り込むと両津は邪悪な笑みを浮かべた。
手元に隠したマイクにボソボソと話す。
「今夜、もうすぐ修理の人が来られるんで来たら通してくださいね。麗子のオ・ネ・ガ・イ!」
手元の機械から響く声は麗子の声そのもの。
最新のボイスチェンジャーを使えば他人の声を真似る事なぞ造作も無い事だった。
クククと笑う内に麗子の部屋のある最上階にエレベーターが到着した。
笑顔が消え、戦場へ向かう男のような真剣な顔になった。
「ココからが本番だ」
部屋の前に辿り着くと両津はおもむろに手を伸ばし、チャイムを鳴らす「フリ」をした。
さりげなくボルボが監視カメラと両津の間に入り、両津の手元を隠す。
本田も同じように荷物の準備をするように反対側からも両津を隠した。
両津は笑顔のまま、直立しているようであったが、隠された手元は忙しく動いていた。
麗子の部屋は最新のカードキーになっている。
キーのデータパターンは100億通りにも及ぶものだったが、両津は胸元からサッと取り出したカードをおもむろに差しこんだ。
薄いプラスティックのカードからは怪しげなケーブルが垂れており、胸元に隠されたハンドPCに接続されている。
ちょこっとキーボードを操作するとカチッという音と共にドアのロックが開放された。
いくら無限のキーパターンがあっても、元のデータをコピーされていてはどうしようもなかった。
ロックを解かれたドアを、最初僅かに開きその間から中を覗き見る両津。
中の安全を確認すると一気にドアを開いた。
開かれたドアに丁寧に頭を下げ入っていく3人。
室内防犯システムもカードキーで停止してしまうという事を両津達は調べてあった。
住人がいちいち防犯システムに掛からないように施された仕様が災いしたのだ。
玄関に入ると3人は足音を立てないようそっと先を急いだ。
足元はスワット御用達のハイッテックのシューズ。
作業服の左肩口から右太ももまで一気にジッパーを下ろすと、中は闇に溶け込むような真っ黒なスーツを着込んでいた。
全て赤外線吸収繊維で出来た夜間戦闘用スーツだった。
(今日こそは、麗子のお宝映像をGETしてやる。)
その決意の表れがこの完全装備だった。
本田とボルボはちょうど使用していない部屋に陣取りこれから行う事の準備に取りかかった。
両津は一人その奥に有る麗子の寝室へ向け進んだ。
寝室に忍び寄ると、コンクリートマイクを壁に設置する。
ヘッドフォンを耳に当てるとコンクリート越しの隣りの部屋の会話が聞こえてくる。
(会話じゃないな)
耳を澄ますと麗子の声が漏れてきた。
なにか少し規則的な変動、高く抜ける響き。
これは!喘ぎ声!?
マイクの調整が合ってくるとかなり明確に麗子の喘ぎが聞こえてきた。
(おおっ!これは千載一遇のチャンス!!)心で叫ぶ両津
何か低い声も聞こえる。男もいるのか?
ベッドの軋みと共に明らかに男の気配も伝わってきた。
(これは!ジャンピングチャ〜ンス!)
本来の計画では寝ている麗子の姿+αを撮影するつもりであったが
急遽計画の変更を決め、そのまま天井裏に登り、麗子の寝室の天井へと侵入した。
(絡みがあるとは)しめしめと思いながら天井裏を移動する両津。
天井の角のパネルを音も無く外しベッドルームを覗くと、
そこには男の上に跨り腰をくねらせる麗子の姿があった。
見れば麗子に乗られている男は中川だった。
大胆に中川の上に跨った麗子は中川に背を向けるようにして自ら激しく腰をくねらせている。
そのたわわな胸に中川の手を誘い、後ろから胸を揉みしだかれる。
全身桜色に上気した体が美しかった。
(何だ、やっぱりあいつら出来てやがったんだ)両津はさほど驚かなかった
むしろ、心の何処かで喜ばしく思ったのかもしれない。
どうりでさっき所在確認したら居場所が解らなかったワケだ。
あれだけの重要人物が所在不明なのは何故かと思ったが、そういうワケか。
んん?中川なら使えるか?邪悪な笑みを浮かべる両津。
そして間髪なく次の行動へと移るのだった。
麗子と中川の営みは激しさと優しさが交互に入れ替わり、なかなか達者な展開を続けていた。
ちょうど座位にの持ち込んだとき、麗子の背中越しに「おはよう中川くん」と手書きされたボードとマイクロカメラを手に持った両津が現れた。
驚きのあまり声も出ず硬直する中川。
「やん、どうしたの」麗子が甘えた声を出す。
両津は音も無く「そのまま続けて」とメッセージをだす。
「なんでもないよ」と言いながら多少引き攣った顔で麗子に絶対後ろを向かせないよう、ぎゅっと抱きしめた。
そのかわりちょっと萎えてしまった。
中川の下半身の変化に気付いた麗子が中川から体を離す。
ぬっぽりと濡れたやや力ないモノが麗子の秘壷から引き抜かれた。
麗子以外の全員に緊張が走る。
「もう、どうしたのよ!」怒る麗子。
「いやちょっとね」プレイボーイスマイルで誤魔化そうとする中川だった。
ところが麗子は「もうしょうがないんだから」と言って、今迄自らを貫き己の愛液でドロドロになった肉棒をぱっくりと咥えた。
屈みこんだ為、麗子のお尻がピョコっと持ち上がり、後ろに居た両津の目の前に、麗子のジューシーな秘所が立ちはだかった。
同時に両津の手にしたマイクロカメラにも大写しになり、隣の部屋でモニターチェックしていた二人は鼻血を噴出した。
そんな中でも冷静に「頭を押さえ込め」と両津の指令が下る。
中川は思わず両手でガシッと麗子の頭を掴んだ。
「んっん〜!」急に激しく掴まれたので麗子から声が漏れる。
「激しくやれ!」両津の指令に従う中川。
中川がイマラチオで麗子を押さえ込んでるそのうちに、両津はテキパキと音も立てずに部屋中にマイクロカメラを設置してゆく。
麗子は多少乱暴なSEXも嫌いなワケではなかった。
隷属させられるような行為も、心の奥底では男に従属したいと思っているのかイヤではなかった。
「もう、ちょっとがんばってよ!」中川の萎えた息子に向かって叱り付ける麗子。
「とっとと立たせろ!」という指示に情けなく首を横に振る中川。
「目の前の女に集中しろ」
「私のこと愛してくれないの?」
上目使いに見上げる麗子の表情が健気に見えた。
「テーマは愛だ!!!」適当な事を書く両津。
ところがその言葉に反応してか、中川の息子が急にムクムクと大きくなる。
実は中川の復活を目論んだ両津が、部屋に興奮剤の成分を含んだガススプレーを撒いたのだ。
ついでに麗子の為にも催淫性のスプレーを空調に混入するのだった。
マイクロカメラを手際よく設置すると蜘蛛のように壁を登って天井裏に消える両津、隣の部屋で中継されて来る映像のスイッチャーを始めた。
ベットルームに仕掛けられた8台のマイクロカメラを操り、いつのまにやらAV監督な気分を感じる両津だった。
(今回は予想だにしなかった素晴らしい映像が撮れそうだ。
一大スペクタクルSEXロマンだ!!)
心の中で大きく叫ぶ両津だった。
そんな中で誘淫性スプレーが効果を発揮してきたのか、麗子の反応が次第に激しさを増してくる。
麗子は騎乗位になり中川の上で激しく暴れるように腰を上下する。
「あああっ〜!!」
普段より随分大きな声で喘ぐ。
「なんだかいつもより気持ちいいよ〜!」
髪を振り乱すほど大きく腰を使い、絶叫にも思えるほどの声を上げた。
視線が空を見上げ全身が痙攣し、声にならない喘ぎを上げる。
麗子は今、絶頂を迎えた。
そしてその絶頂を持続させようと、体が自然に腰を上下させ始めた。
一回の上下運動が、先程までの何百回分もの動きよりも気持ちよく思える。
自分の膣の内面が脳に直結しているかのようだった。
脳の中で気持ちいい何かが溢れ出しているのが解るくらいに刺激がある。
全身が極敏感な性感帯のように感じられる。
中川の両手が腰から乳房へと滑るだけで、快感がビリビリと直に脳に伝わる。
「もう、ダメ〜!壊れる〜!」
脳の中で溢れる何かが精神を突き破るようだった。
麗子は意識が真っ白になるのを感じながら失神してしまった。
そのまま後ろへ仰向けに倒れる。
キングサイズでなければ、そのままベットから落ちてしまうところだった。
天井に仕掛けられたカメラからの俯瞰映像は、快感に脱力しだらしなく仰向けで大の字に体を開いた麗子の姿を写し、中川のモノが引き抜かれた秘所から、ドロリと精液が流れ出す映像をアップで捉えた。
今回、作動音からバレないように選択された複数の静粛性マイクロカメラからの映像は、本田とボルボの潜む隣室に用意された編集機器に繋がれている。
設置された高画質録画機器の他に、万が一麗子に発見された時のバックアップとして、両津の部屋に有るサーバーマシンにも映像を送り、そこからバックアップ用録画機材へと接続されていた。
実はここで事故が起こっていた。
両津のサーバーに送られるはずだったデータが、送信先リストの一つ上にある葛飾署のサーバーに間違って送られていたのだった。
しかも、このラインは以前両津が上司への報復用に張りめぐらせた、切っても切っても再接続され、果ては端末までもリモートにより画面さえ消せないようになるというゾンビ回線だったのだ。
本来は上司のオゲレツな映像が流れるはずのラインに今、あられもない麗子の淫乱な姿が映し続けられていた。
ただでさえ一部マニアの注目を受けている葛飾署のサイトは中継が始まるやいなやパンク状態になり、それがリアルタイムであることが解るとさらに中継を広げる者も現れ、インターネットで世界中に中継されてしまっていた。
あれから何分たったのだろう。
麗子はまだ頭の中が痺れているようだった。
ふと中川の方を見ると、安らかに寝息を立てている。
「もう、今日はどうしたのよ。すごくいっちゃった。」
眠る中川に寄り添い頬をスリスリする。
ふとまだ自分に残り火が有る事に気付き、麗子は自らを愛撫し始めた。
その豊満な両乳房を揉む、先程まで中川のモノをしっかりと咥えこんでいた秘所に指が滑り込む。
「もっと欲しい」そう呟く。
指が愛液と精液を絡ませ、秘所がクチュクチュと音を立て始める。
麗子の喘ぎ声が部屋に響き始める。
自然と腰が浮び、開かれた両足の間からポタポタと雫が滴った。
息が段々と激しくなり、やがてかよわい絶叫が麗子の口から漏れた。
張り詰めた風船から空気が抜けるように麗子の体がへなへなと落ちてゆく。
「あれだけ激しくやりあってまだ足りないのか?」
まどろむ麗子に声を掛ける者がいた。
一瞬、麗子の頭の中はパニックに陥りかけた。
ベッドの傍に佇む黒尽くめの男が居る。
「こんなに淫乱だったとは」
男は嘆く様に呟く。
その姿は明らかに知ってる男だった。
「両ちゃん?」
何故此処に両津が居るのかが理解できなかった。
一瞬、恥ずかしさが込み上げたが、その直後の怒りの感情がそれを追い越した。
いきおい両津を殴り飛ばそうと腕を振り上げたが、流石に激しい運動の後で、妙な体勢からの一撃は易々とかわされてしまった。
「おっとっと、そう殴られてばかりいちゃあタマランな」
そう言って、勢いベッドに倒れこんだ麗子の鼻先に何か小さなスプレーを吹き付けた。
麗子は思わずその気体を吸い込んでしまった。
ゴホゴホと咳き込みながらも、シーツを手繰り寄せ上気した豊満な身を隠す麗子。
「一体、何を…?」問いかけながら身を起こそうとすると、何故か体の力が抜けベッドに倒れこんでしまった。
両津はベットにへたり込んでいる麗子の目の前に先ほどのスプレーをちらつかせる。
「コレはいわゆる筋弛緩剤というやつだ。」
「ほっほっほ、何の準備も無しに潜入するか!
これまで散々ブっ飛ばされたからな。対策はバッチリだ。」
勝ち誇る両津。
中川には悪いが少し眠って貰った。手にはもう一本何かのスプレーが握られていた。
どうやら催眠ガス化何かのようだった。
眠りこけている中川をベッドの反対側に蹴り落し、カメラ片手の両津は麗子に迫った。
先程までのマイクロカメラとは違い、圧倒的な高画質を誇るデジタルカメラで麗子のあられも無さ過ぎる姿を納めようというのだ。
麗子の身を包むシーツを掴むと一気に剥ぎ取る両津。
こぼれ出た麗子の豊満なボディ、大きな乳房がブルンッと揺れた。
思わずゴクリと喉が鳴る。
(このまま、ドアップで麗子の体の隅々まで撮影してやる)
流石に筋弛緩剤のせいであられもなく仰向けにひっくり返っている
麗子にカメラを向け、バックモニターを覗き込む。
まずは麗子の表情を。
………明らかに怒りを宿している。
(後のことは、後で考えよう。)
迷いを振り切るように2インチの液晶モニターに没頭する両津だった。
カメラは、大きな乳房を接写する、
震える巨大な双丘は、常時より鍛えられ仰向けになってもその形を崩す事無く、美しく盛り上がっている。重量感もたっぷりだった。
上気した桜色の乳首も美しい。
カメラはキュッと締まったウエストを伝わり、綺麗なブロンドの茂みを蓄える秘部へ…
薄い上ブロンドの為、下の唇そのものがかなり明確に写ってしまう。
「思ったより綺麗なモノだなぁ。結構薄めなんだな。」
両津の批評に唇をかみ締める麗子。
何とか抵抗しようとしているのか、小刻みに震えているのがわかる。
その震えのせいか、弛緩剤によって緩まった麗子の秘部から先ほどまでの愛の営みの残りが、両津のカメラがズームインした瞬間、スルッと流れ出てきた。
「おおっ!ナイスタイミング!」思わす画面に食い入る両津。
イヤ〜〜!顔を真っ赤に染める麗子。
しかし、ゆっくりと流れ出した精液は暫く止まる事無く流れ続けた。
一寸両津の動作が止まった。
なにか両津の中で考えが変わった。
ベットでへたばっている麗子に近づく両津。
「麗子を頂くつもりはなかったんだが…」
「ここまで来たんだ、ついでにさせてもらおう」
おもむろに下半身を剥き出すとモノがしっかりと立ち上がっていた。
目の前に突き出されたモノを見て、思考が止まる麗子。
一瞬何かを考えたようだったが、
「いや〜〜!」と思わず悲鳴を上げた。
「なんだ今の間は〜?」
「好き者のくせに」
ウリウリと自分のモノを起き上がれない麗子の頬に押し付ける。
両津に犯されるなんてまっぴらとばかりに拒絶するが、力無く押し倒される麗子。
いきなり両乳房をワシ掴みにされ悲鳴をあげた。
「この量感、いいねぇ」
カプッと乳房に噛み付くとすぐに「アンッ!」と喘ぎ声を上げた。
顔を見上げると切なそうなそそられる表情だった。
両津は麗子の両足を担ぎ上げ、
「でわ、いっただっきま〜す」と掛け声宜しくいきなりズップリと麗子を刺し貫いた。
麗子の秘壷に両津のモノが否応無しに深々と進入していく。
「ああっ、」と声を上げる麗子。
両津が腰を動かすと自らを貫く刺激と共に、毛むくじゃらの体が全身を刺激する。
唯でさえ敏感になっているのに濃い体毛が独特の刺激となって全身を筆かブラシで愛撫されているかのようだった。
我慢できずに喘いでしまう麗子だった。
両津のピストン運動が激しくなり、それに伴い刺激が増す。
次第に声が大きく止まらなくなる。
「うおぉ〜〜!」と声を上げたのは両津だった。
全身が痙攣したと思ったら糸の切れた人形のように麗子の胸に倒れ込んだ。
早くも終了してしまったらしい。
「早い…」隣で見ていた二人がそろってつぶやいた。
果てた両津のモノが引き抜かれると、膣口から精液がこぼれた。
予想外の早さで終わってしまったためか麗子の口から、
「もっと…」と、つい声が出てしまった。
(やはり、まだ食いたりないか)
そう思った処、がチャリとドアが開き隣の部屋で作業していた2人が入って来た。
「何であなた達まで…」二人の登場に驚く麗子。
「ずるいよ、先輩だけ先にやっちゃうんだもん。」
「いや〜すまん、つい我慢できなくなって。」頭を掻く両津。
「良かったな、これでちゃんと満足させてやるぞ。」
そう麗子に言って後の順番を決めるジャンケンを始めた。
「じゃ、次」と言って本田とボルボがじゃんけんをする、勝ったのはボルボだった。
「では頂かせて貰います。」
ベルトを外しズボンを脱ぐと、中のものはもういつでもOKな状態であった。
中川のもかなり立派でわあったが、負けず劣らずのモノをそそり立たせるボルボ。
「宜しく麗子さん」妙に丁寧なレイプだった。
麗子の片足を掴むとくるりと体をひっくり返した。
ここでボルボはポケットからローションを取り出し自らのモノに塗りつけた。
そしてムッチリとした白い腰をがしっと掴むと、いきなり前戯もなしに麗子のアナルをその逞しいモノで貫いた。
悲鳴を上げる麗子。
「最近、ジョディとはこっちがメインになってまして」照れるボルボ。
腰を動かす度に麗子の嬌声が部屋に響く。
筋弛緩剤のおかげかすんなりと入ってゆく。
アナルを貫く動きの反動か、麗子の秘部からさっきまでの精液と愛液が吹き出してきてシーツに滴る。
筋弛緩剤が切れて来たのか、段々と感覚がハッキリとしてきた。
それは刺激がハッキリとしてきたという事でもあった。
「おおっ、締まってきた」
後ろからゴンゴン突き上げられる度、美しいブロンドが振り乱され、悲鳴なのか嬌声なのか判らない声が漏れる。
「麗子さん僕もお願い」本田がガマン出来なくなって己のモノを麗子の口元に差し出すと、
麗子は嫌がる事も無くパックリと咥えた。
そして激しく啜る音がイヤらしく響く。
麗子は随分出来あがっているようだった。
もう抗う事などどうでもよくなって来た。
と言うより今の快感に抗えなくなっている自分に気付いた。
傍でカメラを構える両津の早くも復活したモノも空いた手で扱き始める。
3人を相手に乱れる麗子。
「あ、もうだめ」
最初に本田が到達した。
麗子の顔に向け射精する本田。白い精液が前髪に掛かり滴る。
間髪空けずに両津の2発目が麗子の顔めがけ勢い良く発射される。
さらに「行きます!」そう声を掛けボルボも引き抜いたモノを麗子の顔に向け射精した。
3人分の精液が麗子の顔を白く汚す。
たっぷりの精液が麗子の顔にたまり、目をあける事も出来ないほどだった。
息をしようと口を空けると精液が流れ込む。
それを舌を這わせて舐めとる麗子。
その表情に何かにン満足した笑みがあった。
「ねぇ、次は誰?」
精液にまみれた艶っぽい表情、長く綺麗な足を大きく広げて誘う姿がひどくいやらしかった。
その姿に反応した3人はすぐさま復活し、次のラウンドが開始された。
饗宴は続く。
あれから数時間が過ぎた。
3人で20発以上はこなしたろうか。
さすがに皆もう打ち止めのようだった。
両津は、傍らに転がっているハンドPCを確認する。
「あれ、いつの間にか止まってやがる」
どうやらバッテリー上がりで接続が切断されていたようだった。
(本来の目的を忘れて没頭しすぎた。とりあえず編集、モザイクかけたら裏名簿で流すか。最初は低画質で煽ってから、一本100万、いや300万くらいから、ぐふふ…)邪悪な計算を始める両津だった、
精液を全身に浴び、麗子は満足したのか放心したかのようにまどろんでいる。
美しいブロンドの髪にも精液が纏わり付き、ややくすんだ栗色に見える。
退廃的な空気の中、麗子の携帯の着メロが響いた。
掴もうとする手が精液まみれである事に気づき、一瞬手に取る事を躊躇したが構わず携帯を取り上げた。
「ハイ…」
「麗子…」
不安げな声であった。相手は葛飾署勤務の同僚の婦警であった。
電話の内容は、麗子の表情を引き攣らせるものであった。
「ネットで中継?…、私達が?…」
「やーねー、そんなの現実なワケないじゃない。」
とぼける麗子の空いた手が震える。
事の次第を同僚に聞きながら、あきらかな怒りのオーラが全身に満ちていくのが伺えた。
「そうねぇ、そんな事するのって両ちゃん以外にいそうにないわねぇ。」
声に怒りを乗せる事無く、あくまで冷静に答える麗子だったが、
「明日朝にでも、両ちゃんに問い詰めてみるわ」
そういって穏やかに通話を終えた麗子の振り返った姿は、とても美しくまたとても恐ろしいものでした。
「両ちゃんの、バカ〜〜!」薬の切れた麗子のパンチは何時にも増して凄い威力だった。
最近の技術では、本人のちょっとした写真があれば、バーチャルモデルを作成する事など造作も無い。
そのバーチャルモデルを使ったムービーの出来も、今や実写と見紛う程のレベルに達している。
今回の出来事は、「NAKAGAWA バーチャルエンターテイメント」(NBE)のスタッフが、以前バーチャルモデルのモデルになって貰った麗子のデータを、趣味でAVに応用してみた作品が何処からか流出してしまった。という事に収まった。
全てはシリコンの上の幻なのだと報道された。
その証明に「こういう事も出来ます」と一部関係者に公開されたデモ映像は、女優、男優、出演者全てが両津というおぞましいものであったが、その出来は皆を納得させるものであった。
当然、NBEのその社員はクビという事になったが、もとより存在しない人間をクビにしたところで誰の迷惑にもなりはしなかった。
今回の事件のネット流出元が両津だったのがバレて、葛飾書で怒られる両津。
そこに謝罪を受ける為、麗子も呼ばれていた。
あの後、一切の設備を麗子に没収され、今の両津には本当に何も残っていなかった。
さんざんコッテリと絞られた両津が署長室を出るとき、
麗子が両津に身を寄せた。
ビクリを身構える両津の耳元で、
「今度はオフラインでね」
そう囁く、麗子の頬に笑みがあった。
了
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